「人は話し方が9割」を読んでみて

こんにちは

30歳サラリーマンのトヨトミです。

「人は話し方が9割」 著者:永松茂久

~1分で人を動かし、100%%好かれる話し方のコツ~

 

35万部突破!!

2020年上半期一番売れてるみたいです(トーハン・日版調べ)

こちらの本のレビューです。

 


本を読んだきっかけ

こちらの本は下記の様な方向けに書かれています。

  • 初対面で何を話したらいいのか分からない
  • 思っていることを正直に言えない
  • コニュニケーションをとるのが苦手
  • すぐに話が途切れて会話が弾まない

 

私自身、人と会話をするうえで

〇何を話したらいいのか分からないこと

〇会話が続かない

場面が多々あるので、何か参考になればいいなと思い手に取りました。

 


感想

本の内容にはすぐに取り入れることが出来る事も記載されていて

人と話をする際に意識を変えてみようと思うようになりました。

  

相手にどの様に思われるかは結局のところ自分次第!!

どんな話し方をすると相手に嫌われてしまうかが分かりやすく書かれていると思います。

また、捉えやすい文面で書かれているので読み始めてからあっという間に読み切る事が出来ます。

話し方に少しでも悩んでいる人には読んでもらいたい1冊ですね。

 


著者紹介

永松茂久さん

㈱人材育成JAPAN 代表取締役

㈱FOR YOU JAPAN 代表取締役

 

人材育成についての講演やセミナーを実施している。

他にも出版コンサルティング、イベント主催、ビジネスコーティングなど

数々の事業を展開されている。

 


内容をピックアップ

人の人生は話し方で決まる

自己肯定感

この言葉を聞いたことがあるでしょうか?

子育て本などで取り上げられていますね。


 ■自己肯定感とは・・・

自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のこと

例えば

◎自分なんてダメだ(自己肯定感の低い人)

◎自分は価値のある人間だ(自己肯定感の高い人)


 

この自己肯定感上がると話をするのがとても楽になります。

すなわち、話す力とは「スキル」ではなく「メンタル」の影響が大きいということです。

 

人に好かれる話し方

①否定をしてはダメ

話相手の否定をしなければ、相手も否定しなくなる。

→否定されないため、自己肯定感が高くなっていく。

 

②笑顔でうなずく

笑顔でうなずきながら聞いてくれる人には人は安心します。

安心感を与える事で相手も話しやすくなっていきます。

 

③前向きな話をする

現代ではマイナスな言葉が飛び交うことが多くなっています。

プラスな会話を積極的にすることで明るい空気を作ることが出来るようになり

話しやすい空気になっていきます。

  

話し方で大切なのは聞き方

多くの人が自分に関心をもってほしいと思っており、

認めてほしいと思っています。

相手の話を真剣に聞き、相手を観察し、相手が求めているものは何かを

探すことが大切です。

 

相手に話をしてもらう方法

「拡張話法」を使うことで相手から好感が持たれるようになる。

■拡張話法・・・

拡張話法の順番からそれぞれについて触れますね。

感嘆→反復→共感→称賛→質問


①感嘆

へー!

ほー!

えー!?

など、感心や感動の言葉を漏らすことですね。

会話がうまい人ほど、相手に合わせて使いこなしています。

 

②反復

すべての言葉を繰り返す必要はないです。

Aさん:私、ラーメンが好きなんですよ~!

自分:お、ラーメンいいですね~!!

反復することで相手は次の話をしやすくなるんです。

 

③共感

話し相手の感情に寄り添う表現方法ですね。

「わかります」

「大変でしたね}

相手と同じ表情で深くうなずく。

 

④称賛

話し相手を評価する方法です。

「すごい!!!」

「さすが!!!」

自分の思った数倍のイメージで伝えてあげます。

 

⑤質問

「それで、それで?」

「今は問題ない?大丈夫?」

質問がいいタイミングでされると相手も更に話しやすくなります。

 


この①~⑤の手法を使い相手の話を広げることが

「拡張話法」です。

 

もちろん本の中にはもっと具体的な使用方法や言葉などが記されています。

  


また会いたいと思う話し方

残念ですが、「上手く話そう」と思えば思うほど相手からは

「もう会わなくていいかな」と思われてしまいます。

押したら引かれる・・・人間の基本的な形です。

ここでは、私がいくつか抜粋した記載しますね。

 

■相手の名前を覚えてすぐ呼び始める

会話がうまい人は会話の中に相手の名前をちりばめながら話をしています。

相手の名前を何度も呼ぶことで相手との距離を近づけているのです。

2回目以降に会った際に、第一声で相手の名前を呼べば

あなたに対する好感度はとてもあがります

 

■相手との共通点を探す

共通点がある人とは会話がスムーズに始められますよね。

但し、一般的に政治や宗教の話はよくないとされています。

個人の考えなどがある為、場合よっては相手を傷つけてしまうかもしれません。

 

<オススメの話題>

  • 食べ物の話
  • 出身地の話
  • ペットの話

 

◎食べ物

人間の3大欲求の一つです。

好きな食べ物からお店についての話題まで話を広げやすいですね。

 

◎出身地

同郷であればもちろん盛り上がりますよね。

同郷ではなくても、名物を尋ねることや、自分自身が行ったことがある地域であれば会話に繋げることが出来ます。

 

◎ペット

日本人の70%が興味があるとされているのがペットネタのようです。

自分でペットを飼っていれば、ペットの話をすることで相手の反応を見るのも

いいでしょう。

ペットオーナー同士であれば自然と会話も弾むはずです。

  


嫌われない話し方

相手には好かれることより、嫌われないことのほうが大切です。

嫌われない方法をいくつか抜粋した記載しますね。

 

■余計な一言を言わない

人との会話では自分の思っている事をなんでも

はっきり伝えればいいという訳ではありません。

Aさん:鳥ってかわいいよね~

自分:私は嫌い。

 

なんか感じ悪いですよね。

相手の気持ちに寄り添って会話をするのが大切です。

 

■立場によって話し方を変える

人はあなたの話し方を結構見ていますよ。

相手によって話し方を変える人は信用されにくいですね。

話し方に一貫性を持たせることで人からは信頼されます。

 


人を動かす話し方

会社などで部下がいる方にとって部下への話し方って難しいですよね。

話し方のヒントをいくつか抜粋しますね。

 

■人を叱る時は敬意を忘れてはダメ

相手の存在を尊重しなければいけません。

上から目線で物言うことが多くなっているかもしれませんが

敬意を込めてこそ一人前に育っていってくれるものです。

 

<言ってはダメなセリフ>

「君はダメ」

「まるで意味がない」

怒る前に相手の意図を理解することを努力しましょう。

 

■人の悪口は言わない、関わらない

世の中には色んな人が居ますよね。

人の悪口を口癖のように言う人。人の批判を楽しむ人。

こう言った人は周りの人が同調すると更に盛り上がってしまいます。

話題を変えることが出来ればいいですが、

そういった人とは、付き合わない。話をしないのも1つの手かなと思います。

 


まとめ

「人は話し方が9割」を読んだまとめです。

自分自身で既に実施できている内容もあったかもしれませんね。

この著書の中では、それぞれの具体的な例・言葉のチョイスなど

記載されています。

楽しく会話をしたい人、人に好かれたい人、嫌われたくない人

この1冊を読めばいい方向に転換するかもしれません。

これからの為に是非読んでもらいたいです。

 

 

 

 END

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