はじめに
こんにちは。トヨトミです。
アメリカで生活を始めた頃に困ったのが薄切り肉が中々手に入らないという事でした。
日本では自宅で”焼き肉”や”しゃぶしゃぶ”を食べていましたが、アメリカのスーパーでは日本のスーパーの様に薄くスライスされた肉が売っていない・・・
スーパーで店員さんにスライスして欲しいと伝えればスライスして貰えるようですが当時は店員さんにお願いする英語力も無く我が家ではミートスライサーを購入しました。
ミートスライサーの種類と機能
まず、ミートスライサーとは、肉や他の食材を薄く切るためのキッチンアイテムです。
ハンドヘルドタイプと電動タイプのミートスライサーには、以下のような違いがありますので簡単に見てみましょう。
ハンドヘルドタイプと電動タイプの違い
◆ハンドヘルドタイプ
ハンドヘルドタイプのミートスライサーは、刃は取り外し可能なことが多く、手動で操作する必要があり、このタイプのミートスライサーは、軽量でコンパクトなので、キッチン内での収納や使用が便利です。
ただし、切る対象が大きなサイズの肉や厚い塊の食材の場合は、労力が必要になるかもしれません。
◆電動タイプ
引用：Amazon
電動タイプのミートスライサーは、電気モーターを搭載しているため、手動で力をかける必要がありません。
電源を接続してスイッチを入れるだけで、刃が自動的に動き、食材をスムーズに薄く切ることができます。これにより、効率的かつ簡単に肉をスライスすることができます。また、切る厚さを調整する機能も多くの電動タイプに備わっているため、細かい調整が可能です。
どちらのタイプのミートスライサーも、料理の準備を迅速化し、均一なスライスを実現するために重宝されます。選択する際には、自分のニーズや使用頻度に合わせて、どちらがより適しているかを考慮すると良いでしょう。
刃の素材と耐久性について
ミートスライサーの刃の素材と耐久性は、製品の品質や価格に大きな影響を与える重要な要素です。一般的に、刃の素材は以下のようなものが使われています：
◆ステンレス鋼（Stainless Steel）
ステンレス鋼は非常に一般的な刃の素材です。耐錆性が高く、さまざまな食材に対して優れた切れ味を持ちます。ステンレス鋼は一般的に丈夫で長持ちしますが、品質や製造プロセスによって耐久性に差があることもあります。
◆カーボンステンレス鋼（Carbon Stainless Steel）
カーボンステンレス鋼は通常のステンレス鋼にカーボンを添加したものです。これにより、より硬く、切れ味が向上します。耐久性も高く、より長く切れ味を保つことができます。
◆チタンコーティング（Titanium Coating）
チタンコーティングは刃にチタンを蒸着させることによって刃を強化する方法です。チタンコーティングは耐摩耗性や耐腐食性を向上させ、切れ味を長持ちさせる効果があります。
切断厚さの調整方法と重要性
ミートスライサーの切断厚さの調整方法は、通常機械の側面にあるダイヤルやノブを使用して行います。これにより、肉や他の食材を望む厚さに切断することができます。
切断厚さの調整は重要です。正確な厚さで食材を切ることは、料理の見た目や味わいに影響を与えるだけでなく、食材の調理や調理時間にも影響を及ぼします。日本ではスライスされた肉が簡単に手に入りますがアメリカではそうはいきません。
ご自宅で焼肉やしゃぶしゃぶたのしみたくないですか？
ミートスライサーの選び方
お手入れとメンテナンスのしやすさ
ミートスライサーのお手入れ方法について理解したいかたも多いと思います。
以下の3つの事に注目してみましょう！
◆取り出し可能な部品
ミートスライサーが取り外し可能な部品を備えていると、それらの部品を洗うことが容易になります。刃、トレイ、保護カバーなどが取り外し可能であると良いです。
◆安全な洗浄方法
製品の使用前と後に洗浄する必要がありますが、洗浄方法については多くのミートスライサーは手洗いが推奨されていますが、一部のモデルは食器洗い機で洗えるものもあります。
◆刃の研ぎや交換
切れ味の良い刃は重要ですが、使用によって刃が鈍くなることがあります。
ミートスライサーの刃を研ぐ方法を理解し、必要に応じて刃を交換できるかどうかを確認した方がよさそうですね。
サイズと収納について考慮すべき点
この記事を読まれている方はアメリカにお住まいかこれから住む方ですよね？
アメリカのkitchenは日本とは違い大きいので使用時の置き場に困ることはないと思います。
我が家では大きな塊肉を買ってきてミートスライサーを使用する時だけ収納場所からkitchenに出して使用してます。
凄く大きなkitchenにお住まいの方は常に出しておけばいいですし、我が家の様に使用時だけ出すのでもいいと思います。
アメリカで人気のミートスライサーブランド
ブランドごとの特徴と信頼性
◆Chef’sChoice（シェフズチョイス）
Chef’sChoiceは、高品質の電動ミートスライサーで知られています。彼らの製品は耐久性があり、使いやすいデザインが特徴です。さまざまなモデルがあり、ホームユースからプロフェッショナルな使用まで幅広いニーズに対応しています。
引用：Amazon
◆Cuisinart（クイジナート）
Cuisinartは、多機能なキッチンアプライアンスで有名なブランドです。彼らのミートスライサーは、スタイリッシュなデザインと高品質な切断能力が特徴で、家庭用途に適したモデルが提供されています。
引用：Amazon
◆BESWOOD（ベスウッド）
BESWOODは、コストパフォーマンスに優れた電動ミートスライサーを提供するブランドです。プロフェッショナルな仕様の製品。
引用：Amazon
ミートスライサーの使い方とアイデアレシピ
肉の薄切りのコツとテクニック
◆鋭いカッター
当たり前かもしれませんが切断する肉が厚すぎる場合や、鋭くないナイフを使用すると均一な薄切りが難しくなります。必要に応じてナイフを研ぐことを忘れないようにしましょう。
◆肉を部分的に冷やす
肉を冷やすと、切りやすくなります。一部のミートスライサーは冷却機能を備えている場合もありますが、手動で肉を冷蔵庫で一定時間冷やすことも効果的です。
◆肉の繊維に対して垂直に切る
肉の繊維に対して垂直に刃を入れることで、均一で薄いスライスを得ることができます。繊維と平行に切ると、肉がパサついてしまうことがあります。
◆軽く圧をかける
ナイフの刃を軽く肉の上に押し当て、均一な力でスライスすることが大切です。強く押し付けると、肉が崩れたりスライスが不均一になることがあります。
◆一定の速度で切る
スライスする際に一定の速度を保つことで、均等な厚さの薄切りが得られます。急いで切ると切れ味が不均一になる可能性があります。
◆安全に注意する
肉を切る際は安全に注意しましょう。指を切らないように、ナイフの刃と手の位置に気を配ることが重要です。必要な場合は手袋を着用するなど、適切な安全対策を講じてください。
これらのコツを守って肉を薄く切ることで、美味しく調理できる薄切り肉を得ることができます。慣れるまでは注意しながら行い、徐々に熟練していくことが大切です。
ミートスライサーを活用した料理のアイデア
◆しゃぶしゃぶ◆焼肉
皆さんご存じの通り、焼き肉屋やしゃぶしゃぶ店などアメリカにはありません。
ミートスライサーを使えば自宅で簡単にしゃぶしゃぶ・焼肉が楽しめますよ♪
◆サンドイッチやデリサンドイッチ
ミートスライサーを使って、薄切りのローストビーフ、ターキー、ハムなどの肉をスライスし、デリサンドイッチやサンドイッチの具材として使用します。薄く切ることで、サンドイッチがより食べやすくなります。
◆カルパッチョ
ミートスライサーを使って、薄切りにした牛肉や魚介類をカルパッチョとして提供することがあります。薄く切った肉や魚は、素材の味が引き立ちます。
◆キャンディ・ベーコン
ベーコンをミートスライサーで薄切りにすることで、キャンディ・ベーコンとして人気のあるスナックにすることができます。ベーコンに甘いソースを絡めてオーブンで焼くことで、甘辛い味わいが楽しめます。
◆チーズトレイ
ミートスライサーを使って、薄切りにしたチーズを盛り合わせたチーズトレイは、パーティーやイベントで人気のある料理です。
◆薄切りの野菜
ミートスライサーを野菜に使って、薄切りのズッキーニやきゅうりを作り、サラダやロールアップサンドイッチの具材として活用します。
これらはミートスライサーを活用してアメリカでよく見られる料理の一部ですが、アイディア次第でさまざまな料理に応用することができます。ミートスライサーは肉だけでなく、チーズや野菜などのスライシングにも便利なので、創造的な料理を楽しむ際に役立ちます。
まとめ
アメリカ生活での必需品。ミートスライサーを紹介しました。
アメリカで薄切り肉は簡単に手に入りませんので塊肉を買ってきて自分でスライスすれば自分好みの厚さにもスライス出るし我が家ではとても重宝しています。
スライスを自分で行う手間を考えても購入検討ありだと思いますよ！
ではまた。
トヨトミ